ペンダント、リング、ブレスレット、ネックレスといったアイテムと比べ、ブローチはちょっと人気の点で遅れを取っているように思います。その理由としては落とすのが心配、又は洋服に穴を開けたくないからといった声をよく聞きますが、一番大きな理由としては「着けるのが難しい」と思っている人が多いからではないでしょうか。
実際街で見かけるブローチを上手に付けこなしている女性は、皆必ずといって良いほどセンスがよく、ファッションでその人らしさを表現しています。年代も若い人よりも40代以上の人が圧倒的に多いですね。ペンダント、リングといったアイテムはサイズさえ合えば身体に直接着けるだけでOKなのに対し、ブローチは洋服に着けなければなりません。着ける位置、向き、といった事で全体の印象も大きく変わってきます。一歩間違えれば野暮ったいバッジに見えてしまったり。しかし、これをマスターすればオシャレ度が二段階ぐらいアップすること間違いなし。一度使いこなしの醍醐味を味わうと、ブローチ無しに外出が出来なくなる程です。
洋服に立体的にアクセントを着ける事により、服の印象をガラッと変えることが出来るブローチはジュエリー好きの人にとってはマストアイテムといえるでしょう。
ブローチの着けかた-基本編-
1)テーラードジャケットに着けてみる

流れのあるやや大きめのブローチを着けて見ます。
Aはテーラードの下の襟の真ん中にきっちりと収まるように着けています。
Bはやや高めの位置に着けています。
こうして比べてみると、Aは一見収まりが良いように見えますが、ちょっと重たくて野暮ったい印象を与えます。一方Bは動きがありとても活動的な印象です。Bでは襟の形にとらわれずに上半身全体の中で一番しっくりくる位置にブローチを着けているのです。
こうすることでブローチの周りに空気が流れ、本来のデザインの魅力も十分に生かされてきます。よくブローチは鎖骨の上に着けると言われますが、このように少し上に着けた方が躍動感、軽やかさが出てきます。
2)襟無しのワンピースに着けてみる

ここではパールの輪型のブローチを着けてみます。
左右対称のデザインの場合、一つは真ん中に着ける方法(写真A)。クラシックで落ち着いた印象となりますから、改まった席などにぴったりでしょう。Bは少し内側に傾けて襟の端に着けています。この位置もなかなか効果的に見えますね。首を拠点に描かれた円の円周上に着けるようにすると上手く行きますよ!
3)ハイネックのセーターに着けてみる

リーフの形をしたブローチを襟に着けてみます。
Aは中央に、Bは左端に着けていますが、ブローチを着ける事で襟の形が少し変化しています。こうすることで服の印象も変える事ができますね。
このブローチには縦にピンが付いているので、Cではコード紐を通してペンダント風に装っています。
いかがでしたか?
皆さんも鏡の前でいろいろとトライしてみて下さい。
次回は、ブローチを他のアイテムとして楽しむ例をご紹介します。




