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6月の誕生石パールのお話(その2)

20世紀初期に 養殖の技術が確立されるまで
パールは天然のものしか手に入らず、それだけ稀少性が高かったわけですが、
数千年前、ペルシャ湾・インド洋のマナール湾、紅海で採取されてきました。

産地から遠く離れたヨーロッパでは 特にパールに対する憧れの気持ちが強く、
王侯貴族は競ってパールのジュエリーを身につけました。

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そんな中でも パールを愛したのが まずは英国のエリザベス一世。
生涯独身を貫きバージンクイーンとして君臨したエリザベスは
純潔のシンボルとして こよなくパールを好みました。
当時の権力者は 衣裳にパールや宝石を縫い付けたものを身に着けました。

ロンドン テートギャラリー所蔵のこちらの肖像画は「不死鳥のポートレート」と呼ばれるものですが、
髪飾り、カーカネットと呼ばれる首飾り、そしてドレスにもパールが縫い付けられ、
宝石やレースとともに華やかで威厳のある装いとなっています。


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(1575年42歳の時の肖像画 ロンドン テートギャラリー)

 

エリザベス一世のスタイルは かなりインパクトのあるものでしたが、
こちらのウージェニー皇后の装いはどうでしょうか?

フランスのナポレオン三世の皇后であったウージェニーは
フランス宮廷の華として君臨し、マリーアントワネットのファッションを手本にしたと言われます。

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(1853年の肖像画 ウィンターハルター画 オルセー美術館蔵)


こちらの肖像画で身に着けている8本のネックレスには542個のパールが使われ、
ティアラには212個のパールと1998個のダイアモンド、
シニヨンの上のコロネットには274個の小さめのパールとダイヤモンドが使われています。

 

歴史上の2人の女性のパールジュエリーについて 簡単にご紹介しました。
次回は ぐっと身近な話題、現代のパールジュエリーについてのお話について
お伝えしたいと思います。


 

 


 

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