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ジュエリーの装い

味わい深いヴィンテージのブローチ&イヤリング(その3)

レッド、ピンク、ブルー、グリーン…
ここまで少し深みのある美しい色のブローチをご紹介してきましたが、
今日は秋らしいシックなブローチ&イヤリングのセットをご紹介します。

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ペーズリーシェイプのブローチと円形のイヤリングは
明るいゴールドメタルの台座に細かいラインストーンが散りばめられています。
カッパーブラウン、ライトブラウン、ライトグレー、ダークグレーといった
ニュアンスのあるラインストーンが集まって不思議な色合いと輝きとなっています。
 

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微妙な色合いなので 茶系、グレー系、黒でシックにまとめたり、
ホワイト、ベージュなどに合わせてラインストーンの色を引き立たせたり、
いろいろに楽しめるのではないかと思います。

詳しくは商品ページにてご確認ください。
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味わい深いヴィンテージのブローチ(その2)

今日ご紹介するブローチは 渋いメタルにディープブルーとグリーンが印象的な一点です。

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ハートの変形のようにも見えるこのブローチ、
中央の大きなファセット(カット面)付きのブルーガラスと
その隣のメタル細工の花がぱっと目を引きます。

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濃いめのブルーとグリーンの組み合わせは時折見かけますが、
ガラスだけではなく メタルの細工がデザインのポイントになっているのは珍しいです。
このメタルの花はがあることでヴィンテージらしい独特の雰囲気が漂いますね。
何て素敵なブローチなんでしょう!

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中央の大きなガラスをマーキースシェイプの青や緑のガラスがリズミカルに取り巻いていますが、
それらの隙間から地が見えるようになっているので、
例えば真っ白なニットならば ガラスの色が美しく映えるでしょうし、
黒地ならばシックで落ち着いた雰囲気に見えるでしょう。
高さのあるデザインなので、薄物よりは少ししっかりとした生地や厚手の物がお勧めです。

 

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詳しくは商品ページをご覧ください。
 

味わい深いヴィンテージのブローチ(その1)

朝夕の風が肌に心地よく、秋を感じさせる日々となりました。
さあ、この秋はどんなブローチを楽しもうかな?と少しワクワク気分になります。

夏の間はちょっと出番がなかったボリュームのあるヴィンテージのブローチを取り出して
あれこれ服との組み合わせを考える時間はジュエリー好きにとっては至福の時といえます。

秋というと ブラウンやゴールドといった秋色、
モチーフはリーフや果物。
そんなイメージを抱かれることが多いかと思いますが、
今日は 最近入手したレッド&ピンクの素敵なブローチをご紹介します。

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ハートの形をしたワインレッドのガラスは5枚の花弁。
中央は ホットピンク、その周りにライトピンクのブリリアントカットのガラス。
ブラックメタルに繋がれた外側のマーキースシェイプの濃い赤とピンクは
つぼみ又は葉っぱのイメージ。
こんな風に見ているだけで夢が広がるようなデザインと素材使いがとても魅力的です。

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黒のメタルはジャパンドメタルと呼ばれ、アールデコ時代に流行した黒のジュエリーに多用されました。
地金に漆風の鈍い黒色をつけたもので、ラインストーンの色を引き立てる役割となっています。

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奥行き感のある色使いを楽しめるブローチ。
黒だと地金の色がまぎれてしまうので、
チャコールグレーや淡いグレーがお勧めです。

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サイズなどは商品ページにてご確認ください。

 

目にも涼し気なガラスのジュエリー vol.2(ハスケル)

昨日は ハスケルの中でも最もゴージャスな部類に入る
素敵なガラスのチョーカーとイヤリングセットをご紹介しましたが、
今日は 同じ色調でも もう少し手軽に取り入れることのできる
五連のネックレスをご紹介します。

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リズミカルで軽やかに動く5本のネックレス。
素材はクリアーガラスですが、ここにハスケルならではのこだわりが見られます。

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多面にカットしたガラスビーズを3つずつ組合わせていますが、
真ん中のガラスが肉厚でそれを挟む両側は薄めになっています。
この他に極小、小のガラスビーズ、明るめのゴールドメタルビーズ。
これらを繋ぎ合わせて1本の連が出来ています。
 

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こうして作られた5本の連はラインストーンで美しく装飾されたオーバル型のクラスプに繋がれています。


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このクラスプは装いのアクセントとなるので、背面だけでなく、
少し前方にずらすなど、着ている洋服のデザインに合わせて工夫してみましょう。

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昨日のジュエリー同様、夏は涼し気に装えますが、
冬場のクリスタルも凛とした美しさが際立つものです。
シンプルなデザインのニットなどに合わせてみてもいいでしょう。

こちらの商品については オンラインショップで詳細をご覧いただけます。
 

 

目にも涼し気なガラスのジュエリー vol.1(ハスケル)

 マスクをしながら熱中症対策をするという何とも不便な夏も今年で二回目となりました。
このような時期、私は仕事を別にして、それ以外は 原則不要な外出は控えるようにしています。
皆さまは どのような夏をお過ごしでしょうか?

そんな中で せめて眼だけでも涼しさを感じていただけたらと思い、
今日と明日 二回に分けてハスケルのクリアーなガラスジュエリーをご紹介することにします。

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画像に移っているのは 日本におけるミリアム・ハスケルコレクターの第一人者
渡辺マリさんの2冊目の著書です。
今日ご紹介するのはこの本の中でも同じデザインが紹介されている、
ラグジュアリーなチョーカーとイヤリングです。

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クリアーなガラスを繋いだ十一連のチョーカーとイヤリングのセット。
イヤリングは チョーカーのクラスプに使われているモチーフと同じデザインとなっています。
クールな印象の透明のカットガラスに華やかなフローラルデザインのクラスプを合わせたチョーカー、
派手過ぎず、上品さをたたえながらも
ひと味違ったシック&ゴージャスな魅力にあふれていると思いませんか?

どこが素晴らしいかと言えば、デザインもさることながら、絶妙なる素材使いです。
クリアーなガラスをメインに、ビーズの間に配置されたブロンズ色のメタルビーズ、
要所要所に入れられた小さなクリアーラインストーン、
そしてクラスプとイヤリングの中央の大きなラインストーンの周りは
明るいゴールドのメタルと小さなラインストーンで装飾されています。
ハスケルの素材へのこだわりはブランドストーリーでもご紹介しましたが、
主張が強いラインストーンだけで組み合わせてしまうと
少しやり過ぎ感が出てしまうところを、
ブロンズメタルを入れることで 落ち着きを持たせる。
この辺りのセンスは ジュエリーコーディネートの時にも見習いたいものです。

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前述の渡辺マリさんの本の中でも紹介されていますが、
ハスケルジュエリーはスペシャルな上級ラインの物をAライン、フォーマルをBライン、
カジュアルをCラインとして 3つのラインを製作したと言われています。
このチョーカーは正しく精巧さと煌びやかさが華開いたAラインの物といえるでしょう。

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いかがでしたか?
私の撮影では クリアーなガラスの持つ輝きと清涼感がどこまで伝えられたか不安ですが、
いわゆるゴージャスな派手なピースではないけれど、
これぞ真似ることのできないハスケルの世界!
チョーカーはかなり細目(約39cm)ですが、
夏ならば襟が深く開いたシンプルなワンピースに合わせてもいいですし、
冬は ハイネックの襟の上にビーズ刺繍のような感じで載せても素敵です。

オンラインショップでも詳細はご覧いただけますので、
ご興味がありましたら そちらも是非のぞいてみて下さい。
こちらからどうぞ


さて、明日は 同じハスケルのガラスネックレスでも
もっと手軽に身に着けられるデザインのものをご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!


 

服の色と合わせてボリュームのあるネックレスを楽しみましょう

夏が近づいてくるとヴィンテージのガラスやプラスチック素材の多連ネックレスに目が行くようになります。
ボリュームがあって、色が個性的なネックレス、ショップでも見かける機会が増えますが、
そのもの自体のデザインの美しさには目を留めるものの、
実際にどう着けていいのか迷われる方も多いのではないでしょうか?

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確かに 長さ、ボリューム、そして着る服の襟の形や襟開きとのバランスなど
ちょっと難しいと思われるかもしれません。
よく 「40cm」「60cm」などと長さ指定で探される方もありますが、
ヴィンテージのコスチュームジュエリーでは このような概念にとらわれてしまうのは
残念ですし、勿体ないと思います。

雑誌の中から見つけた次の4枚の写真を見てみましょう。

まず1枚目は、大きく開いた胸元に4連のネックレス。
服の色とのバランスや 開きとのボリューム感もパーフェクト。
ここまでピタリと決まれば 申し分ありませんが、
もう少し 気軽に着けてみたいいう方にお薦めのコーディネートをご紹介します。

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まずは こちらの1枚。
ターコイズの多連ネックレス。
よーく見ると 首元に細いゴールド系のペンダントを着けていて、
服の上にはターコイズの多連ネックレスを無造作に着けているように見えます。

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この女性はかなりのお洒落さん。
一見無造作に着けているように見えるターコイズのネックレスですが、
白地にターコイズブルーの刺繍のようなものが施された服と 色を合わせています。
襟元との重なり具合などは、体の動きによって 動いたりずれたりすると思いますが、
色を合わせたということで、このコーディネートはバッチリ決まっています。

襟開きとの長さのバランスや、襟の形との重なりなどを気にせずに
色を合わせるという一点に絞ったコーディネート。
これなら気軽に試すことができそうです。



季節が違いますが、他にも2例ほどお薦めの着け方を見つけました。

こちらはカシュクールのような深いVの開きに二連の大ぶりのネックレスを着けています。

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普通ですと、V開きの中にバランスよく収まる長さを考えてしまいがちですが、
ベージュの服にアイボリーというトーン違いの同系色のネックレスということで、
とてもお洒落に収まっていますね。
もちろん 色のコーディネートは 同系色に限らず、
こういったベーシックカラーでしたら、ブラウン系なども素敵です。



もう1枚は 青でまとめたコーディネート。
ネイビーの大きなカラーの上から、長めの二連ネックレス。
ネックレスの色は帽子とお揃いの光沢のあるラピスラズリカラー。
こちらはMax Maraの本から取ったものですが、
ここまで決めたら かっこいいですね。

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いかがでしたか?
今回 私が目に留めたお洒落なネックレスの着け方の写真ということで、
どれも服の色と合わせたネックレスという結果になっていますが、
これは一つのヒントだと思います。
色を合わせることで、ボリューム感のあるネックレス単体が目立ち過ぎるということがなくなります。
それを第一歩として うまくいったら、色を遊んでみたらいいですね。

まずはお手持ちのネックレスを取り出して、
長さやボリュームにとらわれない着け方、色とのコーディネートでまとめる着け方を
試して見て下さい。
この夏 復活するネックレスが出てくるかもしれません!

(こちらの記事は HPのレッツエンジョイ<アイテム別の方でもご紹介しています)
 

秋にお薦めのジュエリー 天使のブローチ

 

見上げる空も秋めいて、すっかり過ごしやすくなりました。

おしゃれ心がくすぐられる秋…

今年はコロナの影響で まだまだ外出自粛という方もいらっしゃるかもしれませんが、

魅力的なヴィンテージのジュエリーを少しずつご紹介していきます。

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本日は Joseff of Hollywoodの天使のブローチをご紹介します。

翼のはえた子どものような姿の愛らしいcherub(ケルビム)と呼ばれる天使のモチーフはバレンタインデーに向けてJoseffが製作されたシリーズで用いられています。

ハート、天使、矢といった甘いモチーフとJoseffのマットゴールドの組み合わせが独特な印象となっています。

 

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天使の立体感、台座の透かし細工の繊細さ、揺れるパールのエレガントさ… 手に取ってみるだけでも満足感の得られるブローチです。

 

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エレガント、カジュアル、自由に装いに取り入れて下さい。お休みの日には 小さな額に飾るのも素敵です。

 

詳細は オンラインショップをご覧ください。

眠っているジュエリーをよみがえらせましょう!

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ジュエリーは装いの仕上げに欠かせなアイテムです。
理想的なのは ジュエリーが着ている服にぴったりマッチして それぞれを引き立て合うこと。
それこそが 個性の演出であり 自己表現の喜びであるのです。

またジュエリーは自分の個性を引き立ててくれるものであれば、必ずしも高価な宝石である必要はありません。
お洒落好き、ジュエリー好きさんは きっと洋服の数に負けないくらいのジュエリーをお持ちなのではないでしょうか?
宝石を使った物から、プラスチックやガラスなどのアクセサリーに至るまで、中には しまわれて出番がないままの物もあるかもしれません。

でも それでは あまりにジュエリーが可哀そう。
ジュエリーは 人が身に着けてこそパーフェクトに魅力を発揮できるように作られたのですから。

そこで 私が提案したいのは手持ちジュエリーの総チェック。いわば棚卸とでも呼びましょうか。
ステイホームが奨励された今年の4月~5月頃、洋服の断捨離をしたという声をよく聞きましたが、まだしばらくお洒落をして外出するという機会は 少なそうです。
そんな時こそ、眠っているジュエリーを1つ1つ取り出して、状態をチェックしながら今の自分はこのジュエリーをどう使おうかと考えてみるのはいかがでしょうか?
「いつまでに」という制約がない分、自由にじっくりと楽しみながらできる作業になります。

ただ、欲張って片っ端からということにすると途中で疲れて投げ出したくなってしまうかもしれないので、今回は、 まずはブローチに着目してみましょう。
着て行こうと思った服に ブローチを着けたら 今一つ決まらなくて、結局 何も着けないで出かけてしまったという経験が、どなたもおありだと思います。
指輪、ブレスレット、ネックレスなどのように 身体に直接着けるものと違い、ブローチは 服につけるという点で、その着け方によって失敗もあれば大成功もある。
難易度が高いけれど、うまくいけば これほど効果的な装身具はないというのがブローチです。
ただし ぶっつけ本番では 難しいアイテムでもあるので、やはりリハーサルが必要。
ということで、この機会に お手持ちのブローチをよみがえらせるためにも ちょっと時間を割いてみましょう。


まず、気に入って買ったけどあまり使っていないというブローチがありましたら それを1~2個選んでみてください。
ジャケット、ワンピース、ブラウス、ニットのプルオーバー、カーディガン、ストールなどの中で、ご自身が比較的よく着る服を選んで、試してみて下さい。
漠然とではなく、できるだけ具体的に、例えば友人との集まりに出かける時には この服にこんな風に着けてといったように、シーンをイメージしながらやってみてください。
今は 会食もNG、お芝居や映画も控えてという状況かもしれませんが、そんな日々が何年も続くということはないでしょう。
なので、今は ちょっと先を見据えて 楽しみながらやってみてください。

あまり難しく考えることはありません。
基本は つける人、つける服とのバランスです。
大きさだけでなく、その人の個性、また素材、デザイン、色彩など、総合的なものなので、全身が写る鏡の前で、ブローチの位置、角度などいろいろと見ながら いちばんしっくりくる位置を見つけて下さい。
全身と調和して 一枚の絵の様に見える場所が必ずあるはずです。
では、ブローチとお手持ちの服のコーディネート探しをどうぞ お楽しみください。

 

 

ブローチの着け方の基本と応用については こちらでも解説していますので、是非 参考になさって下さい。

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6月の誕生石パールのお話(その3) パールのネックレス

 

6月の誕生石パールのお話 第3回目はパールのネックレスについてです。

 

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(PEOPLE&PEARLSより)

 

西洋では パールは純潔と無垢の象徴と言われ  人生の節目を祝うときに女性に贈られました。

それは誕生から洗礼式、そして成長するにつれて 高校の卒業式、21歳の誕生日(日本の成人式)、大学の卒業式、婚約式、結婚式というふうに続きます。

また Add-a-Pearlという習慣があり、毎年  誕生日に母親、祖母、叔母などが それぞれ1粒のパールを女の子にプレゼントし、その子が成人したときにこれらを繋いでネックレスにするという習慣です。一度にまとめてネックレスにすることもあれば、少しずつ パールを増やして長くしていくということもあるようです。

 

この他 生後間もない赤ちゃんに小さなパールのブレスレットをつけたり、耳にパールのピアスをつけたり、初めてのパーティーに出席する少女の胸元には繊細なパールのネックレスといった光景もよく見受けられます。

またヴィクトリア時代のルールでは 未婚の女性が身に着けることを許された唯一のジュエリーは  パールの中でも繊細で清楚なハーフパールと呼ばれる天然の小粒パールを半分に割ったもので作られたものとされていました。

 

 

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(PEOPLE&PEARLSより)

 

パールジュエリーにまつわる これらの話は  皆どこかで聞いたことがあるのではないかと思いますが、日本ではどうでしょうか。

お孫さんの成人のお祝いにパールのネックレスを探しているという女性にお会いしたことも何度もありますし、結婚式には やはりパールのジュエリーをと思われる方も多いようです。

 

ただ 気になるのは それらのジュエリーのその後です。

一般的にパールのネックレスと聞くと 冠婚葬祭用というイメージが定着しているような気がします。

特に年齢を重ねてからは 仏事の方が機会が圧倒的に多くなってしまうので、せっかくのパールの出番は ちょっと違った意味合いになってしまっています。

これは 何とももったいないことだと思いませんか? もう少し 身近なジュエリーとして 楽しみたいものです。

 

そこで今日は ケースの中に眠っているパールのネックレスやイヤリングを見直してみようというご提案です。

イメージが湧きやすいように 海外の映画やドラマでの装いを取り上げながら見ていきたいと思います。

映画の中のパールのシーンというと、20世紀初頭のアールデコファッションが素敵だった「華麗なるギャツビー」の中でミア・ファローが身に着けたロングパールネックレスのコーディネートは20代の私にとっては憧れでした。

またアガサ・クリスティーのドラマや、最近ちょっとはまっているThe Collectionという1940年代後半のパリのオートクチュール業界を舞台にしたドラマ‥

これらを見ていると いかにパールのネックレスが多く登場するか。

もちろん これらはフィクションですが、その時代のファッションをヒントにしていることは間違いないので、とてもいい参考例になります。

 

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(「華麗なるギャツビー」より)

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(「華麗なるギャツビー」より)

 

 

ひとくちにパールのジュエリーと言っても ボリュームやデザインによって かなり印象が違ってきます。

若いうちは シンプルな細いネックレス、そして年齢を重ねるほど 三連などのボリュームやデザイン性の高い物も 日常的に着けこなしてしまいます。

ブローチとのコーディネートなども含め、個性にあった着けこなしが楽しめるのもパールの魅力です。

 

それでは、種類別に少しご紹介していきましょう。

 

【短めのシンプルな一連ネックレス】40cm~45cmというスタンダードな長さのネックレスで「プリンセス」と呼ばれています

これはほとんどの方が一本は持っているのではないでしょうか。

あまり華美に飾り立てるのが好きではないという方や、仕事の時におすすめ。

襟なしの服に合わせると 素肌の美しさと相まって 清楚な印象を与えますが、職場などでは ブラウスやワンピースの襟もとに ちょっと覗かせるという着け方がいいと思います。

さり気ないけれど、きちんと装うというお洒落の基本を理解しているという印象になります。

 

 

【長めの一連ネックレス】「マチネ」と呼ばれる少し長めの50cm~55cmのネックレス 又は「オペラ」と呼ばれる70cm~80cmのもの

少し長めのネックレスは おそらく2本目として持っていらっしゃる方が多いと思います。マチネはビジネスシーンにもマッチしますが、オペラとなるとパーティーシーンでも活躍します。

華やいだお席では短めの物との2本重ね着けもお薦めです。

 

【三連ネックレス、ドッグネックカラーネックレス等】

海外のドラマや映画では 実にシチュエーションに合わせて いろいろなタイプのパールネックレスが登場します。

たとえば 三連ネックレスはそれだけで存在感があります。

同じ三連でも珠の大きさによっても印象が異なり、小さめの粒がそろった三連は きちっとした印象に、大き目の粒や 中央からグラデーションになっているものは 優雅で大人の女性といった印象になります。

また 首にピッタリと巻きつくようなドッグネック風のチョーカーに ロングネックレスをジャラジャラと重ね漬けするスタイルも、アールデコ風のスタイリッシュな物から 老婦人などが 自由自在にファッションを楽しんでいるものなど さまざまです。

 

このブログを書くにあたって、テレビで見かけたコーディネート例をiphoneで撮影した画像が何枚かあるのでご紹介します。

光の反射などで見にくい部分があるのは お許し下さい。

 

まずは、アガサ・クリスティーのミス・マープルのシリーズから。

1枚目の画像は 秘書役の人のスタイル。仕事の時は控えめだけど どこかエレガントな印象を与える使い方です。

 

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2枚目は 多連のネックレスをニットのアンサンブルに合わせたスタイル。

物語の中では この女性、実は犯人で 首の疵を隠すためにいつもチョーカーを着けていたという 何とも言えないオチがあるのですが、

確かに 欧米の女性は 首の皺を目立たなくするために チョーカーを着けるというアイデアはよく聞きます。

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3枚目は小さめの粒の揃った二連パールに 異素材のブローチを合わせた例です。

ブローチもパールになると ぐっとフォーマル感が高まりますが、ちょっとしたお集りや外出の時には 敢えて異素材のブローチを持ってくるというのがお薦め。

センスの良さが際立ちます!

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(「ミス・マープルシリーズ」より)

 

さて、こちらの3枚の画像は THECOLLECTIONというドラマのシーン。ファッション界が舞台なので 華やかな着け方がメインとなります。

1947年のクリスチャン・ディオールのドキュメント「コレクションの舞台裏」を見ると ディオール氏が  いかにパールのネックレスの重ね着けを多用していたかが分かり興味深いですが、

このドラマの舞台背景も一致するので、きっと参考にしたのではないかなと思います。

 

1枚目は 夫を支える有能な妻。

パーティーの席では 美しさだけでなく社交性も必要とされ、立場にふさわしいジュエリーの装いが求められます。グラデーションになっている大ぶりのパールとイヤリングにも大粒のパールを一粒。貫禄が感じられますね。

 

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左は1枚目の人物ですが、右側はブランドのパトロンのような女性。個性的な帽子と8連のチョーカーの対比が素敵です。1950年代のヴォーグなどを見ると こういったファッションがよく登場しています。

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3枚目。ショーの最後を飾るウエディングドレスのシーンでは、パールのチョーカーに長めのネックレスを5本重ね着けしています。イヤリングは もちろん大きめのパールのドロップスタイル。

パールのジャラジャラ感は ブライダルにふさわしいかどうか 意見は分かれるところでしょうが、パーティーファッションとして取り入れてもいいですね。

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(「THE COLLECTION」より)

 

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いかがでしたか?

ほんの一部でしたが、映像や雑誌などを見るとパールジュエリーがいかに多くの女性を飾ってきたかがよく分かります。

少しでも装いの参考になればと思いますが、 まずはご自身の手持ちのパールを取り出して、少しずつ 生活の中に取り入れてみてください。

若いうちは まだ抵抗があるかもしれませんが、40代を過ぎたら ちょっとした外出の際にも さり気なくパールのネックレスを、もしまだ抵抗があるようでしたら シンプルなパールのイヤリングを身に着けるあたりから始めてみてはいかがでしょうか。

 

人類と深い縁のある パール。

自分はパールが似合わないと思っていらっしゃる方もあると思いますが、それは選び方が違っているだけ。

ホワイトパール、ゴールドパール、グレーパールなど 色選びでも違ってきますし、大きさもとても関係があります。

ネックレスなどは グラデーションの方が似合うのか、均一の方が似合うのか、一連がいいか、二連、あるいは三連が似合うのか等々 判定の要素はいろいろあります。

 

今回は 種類別にご紹介しましたけれど、ご自身にしっくりくるデザインというのは 年齢にかかわりありません。

あなた自身の 使い方で もっともっと パールを楽しんで下さい。

 

 

クリスチャン・ディオール 永遠の憧れ

 

ディオールの創始者 クリスチャン・ディオールは
1947年から1957年に急死するまでのわずか10年の間に
独自の美を追求するスタイルで 世界中の女性を虜にしました。
今日でも 50年代を中心とする ディオールの作品は 魅力的で、
そして永遠に手に入らないような美の世界であるように思えます。

 

4月、5月の巣籠生活の中では
普段なかなか時間をさけなかった動画視聴の時間が持てましたが、
その中 ディオールファンには是非お薦めしたいものが2本あります。

 

まずは、1949年ディオール秋冬コレクションの舞台裏に迫った
「オートクチュール」(下記画像)。
モデルにフィッティングさせて 服を仕上げていくディオール自身の姿や
ショーの合間に散歩する姿。
50年代のファッション雑誌の中でおなじみのモデルたちの動く姿も新鮮です。
ショーに来場したシンプソン夫人の映像もあります。

モデルたちのファッションの仕上げには 実に沢山のパールのネックレスが使われていて
そちらを見るのも大変興味深いものです。
14分という短い時間に凝縮されたオートクチュールの舞台裏映像
必見の価値ありです。

 

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また2017年~2018年にパリ装飾美術館で開催された「クリスチャン・ディオール 夢の回顧展」の
メイキング映像のようのものも動画配信されています。
パリの次にはロンドンのV&Aミュージアムでも開催された展覧会。
残念ながら実際の展覧会に足を運ぶことはできませんでしたが、
1時間弱のこの映像でも かなり楽しむことができます。


最後にご紹介するのは こちらの1冊。
ちょうどfacebookのブックカバーチャレンジで取り上げたところですが、
ディオール自身が活躍した10年間のアーカイブ。
魅力いっぱいの写真とともに 読み物としても十分満足のいく本となっています。
動画もいいですけれど、やはり手元に置いて 好きな時に開いてみたい本です。
おそらく廃刊になっていると思いますが、
Amazonなどで手に入るかもしれません。

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最後にYK Collectionでの ディオールのコスチュームジュエリーのお取り扱いについて お話しします。
ディオールのコスチュームジュエリーで比較的見かけることがあるのは
ピンク、ブルーなどの華やかできれいな色のセットジュエリーが多く、
価格的にも気軽にお楽しみいただけるものは 正直少ないです。

そんな中で これまでに 扱ったことがあるのは 
比較的 着ける人を選ばない シンプルでベーシックなタイプの物です。(下記写真のセット)
また このレベルのジュエリーが手に入れられたら ご紹介したいと思います。


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